audio-technica ATW-1701/L 買ってみたよ!

8月に発売されたばかりのオーディオテクニカのデジタルワイヤレス、システム10シリーズのカメラマウントモデル、
audio-technica  ATW-1701/Lを買ってみましたよ!

ネット上にも全然レビューがなくて人柱になるべくGETしました。
2.4GHz帯デジタルワイヤレスはLINE6で随分味をしめている僕ですので、本音を言えばLINE6からカメラマウントモデルが出てくれれば嬉しかったんですが我慢が出来ませんでした・・・。

開封するよ

ATW-1701/L 外箱だよ
ATW-1701/L 箱の裏
箱の中

専用ケースなどはなくて、紙製の箱の中にそのまんま入ってます。

出してみた

箱から出してみました。
レシーバーがとっても小さいですね〜!重量もおもちゃ?ってなぐらい軽いです。
付属のケーブル類はラベリアマイクのケーブル以外は安っちぃケーブルです。ふにふにの癖っクセな感じ。

ATW-1701/L

レシーバーの裏側はこんな感じ。
カメラマウント用のホルダーを外した状態です。なかなかスタイリッシュ。

アンテナ装着

アンテナを取り付けたところ。

マウントホルダー

カメラマウント用のホルダーは本体にスライドして装着するタイプです。
固定は本体から出てる金属クリップと本体の両サイドにゆるい切れ込みがあるのでそれでがっちりホールドしてます。
がたつきとかはないです。

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1/4インチスレッド付きシューマウントです。ネジでもアクセサリーシューでも取り付けできます。
が、フルプラスチック製です。
全体的に硬いプラスチックではなく、トランスミッターもレシーバーも付属品も柔らかめのプラスチックとなっているので、
落下して即破損!・・・とはならなさそうですが、マウント部分については装着する相手が金属である場合も多く、
強く締めすぎればすぐ破損しそうな印象。コストダウンのためには仕方がない・・・!

機能的にはどうかな

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トランスミッターです。電池は単3を2本使います。

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物理的なスイッチ類は上面の電源(兼ミュート)スイッチと電池蓋内のPEARスイッチと音声レベルの可変抵抗があるのみ。ザ・シンプル。
電池蓋内についているドライバーは音声レベルの調整用で、チャンネル変更用のボタンやツマミは無い。
詳しくは後述するが、トランスミッター側でチャンネルを変える事はできない仕様だ。

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付属のマイクはこんな感じ。ケーブルもピンもわりとしっかりとしたつくり。これは嬉しい。
けどヘンテコな形のマイク。audio-technica ATW-1101/Lにも付属のMT830cWBという型番のラベリアマイク。仕様的には下記の通り。

バックエレクトレット・コンデンサー型
無指向性
周波数特性 30~20,000Hz
感度(0dB=1V/Pa,1kHz) −34dB
質量(コード除く) 約1.3g

こいつの性能も不安だったが、まあまあ良い。結構耐圧もありそう。

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過大入力についてはトランスミッター側にピークインジケータがついていて、
結構大きな入力にも耐えている。通常の使用ならまずここでは歪まない。

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メーカーの仕様詳細には「当社ワイヤレス用4ピンコネクター」としか記載がないが、オーディオテクニカのピンマイクでお馴染みのHIROSEコネクタです。
試していないけれど変換使えばDPAとかもイケるはず。

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気持ちばかりのスポンジウインドスクリーンが3つ付属しているが、
両面テープで貼るタイプで上手に貼れないししょぼいので結局このあと剥がしました。

コネクタ類

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レシーバーの側面。
バランスとデュアルモノ(?)の切り替え、DSLRにつなぐ時なんかに重宝するであろうアッテネータースイッチを搭載。
ATTは-20db、-10db、0dbの3段階。
アウトプットはステレオミニφ3.5コネクタです。ここらへんもちょっと心許ない?

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付属のケーブルは中途半端な長さでふにゃふにゃでもっと心許ない・・・!
XLRケーブルもステレオミニφ3.5コネクタ側がL型だったら嬉しいのに・・・!
けど安いから仕方がない・・・!

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反対側にはモニターヘッドホンなどをつなげられる端子と、充電用のコネクタ。
充電用のコネクタはAndroidユーザーおなじみ、圧倒的な破損率を誇る僕の嫌いなUSB-mini-B。
そう、この製品は、小型化を図るために充電式にしちゃったんですね。
しかも本体ネジはスター型で、簡単に電池の取り替えはできません
(無線機器だしね、建前として開けちゃダメよ。)
メーカーは満充電で12時間使えると言っているが、やっぱり劣化とか充電ミスとか考えると怖い。
このaudio-technica  ATW-1701/Lのイチバンのネックだと思う。簡単にそのへんで調達できる電池を使えないという犠牲と引き換えにコンパクトさを手に入れた形だ。
けど、実験してみました。

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充電しながらも使用出来ました。
この手のUSBで充電する系の製品って充電しながら使えない事が多いですが、
audio-technica  ATW-1701/Lは使えました。
付属の電源アダプタ(AC100 to USB DC5V)の出力はDC5V 0.5Aでしたので、
そのへんのモバイルバッテリーがあれば現場での充電切れには対応できそうです。一安心。

ペアリング

audio-technica  ATW-1701/Lは同時に8波が使用できる。
LINE6の最下位モデル35シリーズは6波まで。それでいて、LINE6の35シリーズよりもSYSTEM10シリーズ安いです。
そしてこのSYSTEM10シリーズのトランスミッターにはチャンネル切り替えスイッチはありません。
んじゃどうやってペアリングするかというと、レシーバー側でチャンネルを決めてやってペアリングモードにする。
トランスミッター側もペアリングモードにする。
するとそのときペアリングモードだったもの同士がペアリングされる。。。
つまり、一本一本ペアリングする必要があります。ここはちょっと面倒くさい。
ミュートは簡単。トランスミッター側でワンプッシュです。簡単すぎなので「ミュートロック」という機能もあります(笑)
デジタルで双方向通信をしていますので、レシーバー側で相手トランスミッターの電池残量表示もしてくれます。

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肝心の音質

驚きます。
いろんな弱点もありますが、コスパ最強です。
LINE6のデジタルワイヤレスを手にしたときも感動しましたが、これ感動します。
もうB帯に戻れません。
メーカーが謳う、通信距離30m(目視50m)も嘘じゃなく、30m以内であれば付近の電子レンジが蓋を空けたまま回らない限りよほど途切れません。
ハンドヘルドも試しましたが、下から上までクリアな音質です。けどLINE6とはやっぱりちょっと違いますね。
ハンドヘルドはAE6100みたいなオーディオテクニカらしい控えめで品のある音質です。ハンドリングノイズもLINE6の35シリーズより圧倒的に少ないです。
付属の無指向ラベリアマイクは、最初からローカットが入ってるような印象ですが、B帯が苦手な高音部がクリアで逆にそれ(SONYのECM)っぽくないので、
ミックスでは違和感を感じそうです。ただ、クリアすぎて(感度が良すぎて)放送音声には向かないかも・・・。

近日中に比較動画をアップします。


5 thoughts on “audio-technica ATW-1701/L 買ってみたよ!

  1. たか

    はじめまして。
    これってマイクの同時接続が8個までできるんですか?
    マイクと送信機さえ追加すれば、8人で喋ってる声をすべて同時に受信できる…ということでしょうか?

  2. 矢島 幹也 Post author

    マイク(送信機)複数台(8台まで)に対して、受信機1台で最大8チャンネル受信できるのか・・・という質問だと思われますが、(送信機)1対(受信機)1で、1ペアとなりますので、8台の送信機の音声を受信するには8台の受信機が必要です。ただ、8台同時使用するとやはり少し音声が途切れたり雑音が入ったりと少し不安定ではあります。試していませんが、その辺りは新型のラックマウント式の受信機では解決されているものと思われます!

  3. たか

    矢島様
    早速のご回答ありがとうございます!
    なるほど、受信機も8台必要ですか・・・
    ありがとうございました!

  4. ながお

    番組ロケ等の仕事をしているものです。
    普段はsony系のワイヤレスマイクなどを使っています(WRT-シリーズなど)
    すみません音のことで質問させてください。
    これまでのアナログワイヤレスに比べて、やっぱり音の遅延は多少なりとも
    ありますか? 一度、ためしに使ってみようかと考えたのですが、アナログタイプと
    混ぜると、ちょっとつらいかも思っております。宜しくお願いいたします。
     

  5. 矢島 幹也 Post author

    私感ですが、遅延はほぼ気にならないと言って良いと思います。突き詰めて言えば(テストしたわけではありませんが)この価格帯のワイヤレス機器が緻密にA/D、D/Aのタイミングを正確に揃えているとは考えにくく、複数台を同時使用する場合は個体毎に位相差が出る可能性はあると思います。これはアナログだとほぼ気にしなくて良い問題です。また、B帯+ECM55ヘッドの所謂それっぽい音とはぜんぜん違うナチュラルさなので、アナログとは上手に混ざらないんじゃないかなという感じです。決してナチュラルさが良いというわけでなく、どうしても「それ」っぽい音にはならないという感じです。audio-technicaのガンマイクではSENNHEISERの音が録れないように。

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